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内科

内科について

当クリニックでは、風邪、インフルエンザ、気管支炎、胃腸炎などの急性疾患、花粉症などのアレルギー性疾患、高血圧、脂質異常症、糖尿病、高尿酸血症(痛風)などの生活習慣病をはじめとした慢性疾患など、幅広い内科疾患の診察を行っています。急な腹痛や発熱、咳、鼻水、くしゃみ、喉の痛み、吐き気・嘔吐、下痢などの症状がある場合や、生活習慣病の管理、がんや心疾患・脳血管疾患の予防など、何でも気軽にご相談ください。
近年、日本でも欧米に倣って「かかりつけ医」が重要視されるようになってきました。外科手術や抗がん剤、重症交通外傷、希少疾患などに代表される疾患は必要な人、モノのリソースも大きく、大きな病院に任せられるべきです。
一方で、日々の健康管理に関しては信頼できる「かかりつけ医」を見つけることは患者様にとって、大きなメリットがあります。内科の「かかりつけ医」は通院する皆様一人ひとりに対して適切な医療を提供し、健康を預かるという大きな責任があります。
当院には内科、消化器内科、内視鏡内科の3本の柱がありますが、エビデンスに基づいた診療と、シームレスな医療体験を提供することで、地域の皆様の期待に答えられるクリニックでありたいと思っています。

このような症状・疾患がある方へ

など

よくある疾患

高血圧・脂質異常症・糖尿病などの生活習慣病は、遺伝的な要因があり、そこに生活習慣の乱れが関与して発症・進行すると考えられています。早期であれば飲酒や喫煙、過食、偏った食生活、運動不足、不規則な生活などを改善することで進行を止めることもできますが、自覚症状に乏しいため放置されてしまうケースが少なくありません。ただし、こうした生活習慣病は進行すると全身の動脈硬化を悪化させて血管がもろくなり、心筋梗塞や脳卒中などの深刻な発作を起こすリスクが上昇してしまいます。健康診断などで血圧・脂質・血糖などの異常を指摘されたら、できるだけ早くご相談ください。
また、花粉症は、毎年決まった季節になるとお悩みになる方が多い疾患です。花粉症では、少し早めのタイミングで適切な治療をスタートさせることで高い効果が期待できるなど、楽に過ごすための治療の選択肢が増えてきています。
当クリニックでは、患者様の様々なお悩みにきめ細かく対応した幅広い疾患の治療を行っていますので、些細なことでも気軽にご相談ください。

糖尿病

血糖高値が続き、全身の血管に大きなダメージが蓄積されてしまう疾患です。食事をとると血糖値が上昇しますが、健康な場合には膵臓から分泌されるインスリンというホルモンによって血糖値が下がります。糖尿病は、このインスリンの分泌が不足する、あるいは働きが弱まって、高血糖状態が続いてしまっている状態です。
かなり進行するまで自覚症状に乏しく、症状で気付いた時点では深刻な状態になっているケースも少なくありません。健康診断などで高血糖の指摘を受けたらできるだけ早く受診して適切な治療を受けることが重要です。
糖尿病の高血糖は毛細血管にもダメージを与え、進行すると失明や足の壊死、透析が必要になる腎不全などにつながる合併症を起こす可能性があります。
また、他の生活習慣病同様に動脈硬化を進行させますので、心筋梗塞や脳卒中のリスクも高くなります。さらに、高血糖により免疫力の低下も起こり、感染症にかかりやすくなって重症化リスクが上昇し、怪我などの治りも悪くなることがわかっています。加えて、認知症やがんのリスクも高くなることが様々な研究結果で示唆されておいます。

糖尿病

脂質異常症

血液中の脂質である中性脂肪やコレステロールの数値が正常範囲を超えている状態が続く疾患です。自覚症状なく進行し、動脈硬化を悪化させて血管の狭窄や閉塞を起こし、心筋梗塞や脳卒中を生じるリスクを上昇させます。遺伝的要因があり、そこに過食、過度の飲酒、肥満、喫煙、運動不足などが関与して発症します。
必要な場合には薬物療法も行われますが、適度な運動習慣、カロリー制限、適正体重の維持、節酒や禁煙といった生活習慣の改善をしっかり行うことが重要です。脂質異常症は自覚症状がありませんので、悪化しても改善してもご自分ではわかりません。
定期的に血液検査を受けてコントロールができているかをしっかり確かめるようにしましょう。

脂質異常症

高血圧

心臓から送り出される血液によって生じる血管への圧力が高い状態が続く疾患です。血圧は緊張やストレスなどでも変化しますので、リラックスできる家庭での血圧では135/85mmHg以上、クリニックなどでの血圧では140/90mmHg以上が続く場合に高血圧とされます。
高血圧が続くと血管壁に大きな負担がかかり、それによって動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めます。
また高血圧は腎臓にも大きな負担をかけます。
生活習慣の改善が重要であり、適度な運動の習慣化、肥満の解消や適正体重の維持、バランスがとれた食生活に加え、塩分摂取量を控えることも有効です。こうした対策で十分に血圧が下がらない場合には薬物療法も併せて行います。

高血圧

高尿酸血症(痛風)

血液中に含まれる尿酸が過剰な状態が続く疾患です。尿酸は水に溶けにくく、過剰になると針状の結晶となり関節にたまります。この結晶によって炎症が起こり、激しい痛みを起こすのが痛風発作です。
尿酸値の改善には、肥満の解消や適正体重の維持、十分な水分補給、そしてプリン体を多く含む飲食物をとりすぎないことが重要です。プリン体は、青魚、魚卵、エビなどに多く含まれています。
また、ビールだけでなく、アルコールは全て尿酸値を上昇させますので、節酒を心がけましょう。
痛風発作を起こしたことがある・尿酸値が高い場合には、薬物療法も必要になります。
尿酸値がある程度下がっても、尿酸結晶が溶けるまでには時間がかかりますので、しっかり治療を続けることが重要です。
なお、激しい運動は痛風発作を誘発する可能性がありますので、運動は医師と相談して行うようにしてください。

高尿酸血症・痛風

花粉症

花粉症は、特定の植物の花粉がアレルゲンとなってアレルギー反応を起こす疾患です。早春のスギやヒノキが有名ですが、ブタクサやヨモギをはじめ春・初夏・夏などに咲く花の花粉症もあります。
主な症状には、くしゃみ・鼻水、眼の充血やかゆみ、皮膚のかゆみ、全身倦怠感、微熱、睡眠障害などがあります。
症状が重いと日常生活に大きな支障を及ぼす可能性があり、仕事・学業・スポーツなどのパフォーマンスが大きく低下してしまいます。深刻な病気ではないからと軽視せず、できるだけ快適に過ごせるようにしましょう。
花粉症は、飛散シーズンよりも2週間ほど前から適切な治療をはじめると、そのシーズンの症状を緩和できる可能性が高くなります。
当クリニックでは花粉症にお悩みの患者様ができるだけ楽に飛散シーズンを乗り切れるようにサポートしていますので、お気軽にご相談ください。